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Where is the milk?

-ヅカ沼にはまったろったのおはなし-

【観劇記録】宙組「エリザベート」その③・フランツ!!!(長いよ!)

更に続きを。
①から書いてますのでよければ順番にどうぞ。 


今回は!満を持しての!!この方です!!!
なんでこの順番になったかって?書くことが多すぎて最後までまとまらなかったからですよ!!!!!


◆フランツ
若くてハンサムな皇帝。

 

大事なことなのでもう一度言います。

 

若くてハンサムな皇帝。

(崇める)(ひたすら拝む)(壮年期も好き)

 

いやーかっっっっっっっっっっこよかったあああああ!!!!!
先日真風さんに落ちた瞬間については書きましたので、今回は本編に絞って書きます!

 

花組エリザベートのフランツはみっちゃんでした。
歌も踊りもお芝居も素晴らしくお上手なみっちゃん。私も大好きです。
ただ、観る人にはどうしても比較されてしまうだろうし、後から演じる真風さんは大変だろう……と感じていました。

 

ただ、見終わった今はっきり言います。無用の心配でした。

 

若い頃のお声、いつもと少し印象が違いました。
壮年期との差を出すために少し軽く、高めにされていた様子。
(壮年期以降はいつものお声の印象でした。そう考えると、晩年は少し若い印象だった……かな?)
これがばっちり、「若くてハンサムな皇帝」にはまっています!

 

みっちゃんは学年が上な分もあってか、どうしても何だか貫禄があるというか。

特に若いうちのゾフィーの言いなりマザコン皇帝(私のフランツ若年期に対する印象)っていう感じではなかったのでそこだけは違和感があって。
みっちゃんフランツなら嫁姑関係拗れる前に上手く取り持っただろう!感が半端ないというか。
(その分壮年期以降の父として皇帝としての貫禄はさすがの一言!)

 

真風さんフランツはその辺りがぴったりはまっていました。
まだ若く、自分の意思はあるけれど強く主張はできない。ゾフィーの意見に頼らざるを得ない弱い面。
そうして自分を殺してきたことが、余計に皇帝の孤独感を煽っていたのかな、と。
唯一わかってもらえる存在になり得たシシィにはそっぽ向かれちゃうしね。

 

エリザベート、開けておくれ」のところ。そんな皇帝がシシィの前でだけは弱さを見せて歌う場面。
歌声が本当に切なくて胸が締めつけられて……泣きました。
物語のフランツという存在だけでみると、「フランツ自業自得!エリザベート開けんでええ!開けんでええ!!」って思ってしまいがちなんですけど、
(まあ今の時代で観るとおいフランツ!だけど昔の時代で観るとエリザベートがわがままってことなんだろうなあ、これ)
今回ばかりは「もう開けてあげてよぉ~~~~~」状態だった。

 

「夜のボート」でも思いましたけれど、フランツもシシィも、互いに最初から愛が冷え切ってしまっていたわけじゃない。フランツは最後までシシィを愛していたと思いますし。
「永遠のすれ違い夫婦」って正にですよね。
お互い求める愛同士だったというか、寄り添って与え合う愛がある夫婦ではなかったのかな、なんて。
晩年のフランツはそうでもないように感じますが、でももうそのタイミングでは遅すぎた。
少しでも歩み寄ることができていればこうはならなかっただろうと思うと胸が苦しくなる、真風さんとみりおんの「夜のボート」でした。
(私はここでも泣いた)

 

真風さんのフランツは、若い頃~壮年期~晩年と、フランツ自身が歳を重ねて考え方も変わっていった、と思わせる演じ分けをされていて、それがすごく好きです。
壮年期の父としてのフランツも、皇帝として、自分がゾフィーにされてきたように次期皇帝のルドルフに厳しく接しつつも期待をかけていた。
だからこそルドルフの裏切りに深く失望したんだろうと感じる、皇帝らしく振る舞おうとする中にも人としての「弱さ」という魅力が見え隠れするフランツ。

 

私の「真風さん大好き!かっこよかったあああああ!!!!!」フィルターを除いても、素敵なフランツだったと思います。
もう1回観に行きたいなあ……。

 

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