【DVD感想】ヴァンパイア・サクセションその②・『コメディ』ってむずかしい
ええと、改めまして今度こそ本編を。
アルカード真風さんのビジュアルについて延々と暴走してるだけの記事はこちらです。
かなりざっくりと言うと
700年ヴァンパイアとして生きてきたアルカード(真風さん)がルーシー(星風まどかちゃん)との出会いや人々との触れ合いを経て人間になろうとする話ですね。
以降ちょっと辛口になっているところもあるかもしれませんが、真風さんはとにかくかっこいいしまどかちゃんはかわいいし、愛ちゃんもうららちゃんもみんな素敵でした。十分楽しみました!!!ということだけ先に。
◆ストーリー全体
ストーリー自体については、ごめんなさいですが私はちょくちょく首を捻っていました。
マーサおばあちゃん(京三紗さん)の台詞はお上手なのもあって、これがテーマで言いたいところなんだろうっていうのが伝わるし、アルカードが色んな人や出来事に影響を受けて人として生きる道を選ぶ姿にはちょっとじーんとする。
最初のシーンで結末はわかっちゃいますが、アルカードが人として生きる道を選んだ時に最初のシーンを思い出してじーんとしたのでこの流れ好きです。
じゃあ何が気になるのと言われれば……ちょっと雑学的なものが多かったのと、言いたいことがありすぎたのかな、と。
雑学的なものについては、大筋に関連しているものから、これはこのお話に関連するの……?というものまで。
クスッとできる雑学とか、観た人がわあそんなネタ仕込んでくるの!って嬉しくなるようなネタは楽しいんですけどね。
全体的に色んな要素を詰め込んで遊びたかったのかな?けどちょっと詰め込みすぎかな?という印象でした。
うーんでも、ハートフル『コメディ』だしこういうものなのかなあ……。
その辺りはさらりと観て、大筋とアルカードに注目して観れば別に気にならないのかも。
なにせまだ1回しか観ていないので。
ただあの、冒頭の写真はさすがに!いや本当真風さん何も悪くないんですけどむしろかわいそうぐらいのこと思ってますけどこれに関しては!
意味合いとか必要性もわかるんだけど他に何か手はなかったのか……。
DVDだと画面一杯にあの写真がアップになるんですよ……!せめてアップやめてあげてよ……!
場面ごとに観ていくと一幕終わりの「レモン・ツリー」のところだとか、切なさや苦しさが歌に出ていて胸がぎゅっと苦しくなりました。
そっと囁くような真風さんの歌い出し、とても素敵でした。
後で真風さんのところでも書きそうな勢いですが、今回の真風さんの歌、すごく好きな歌が多いです。
宣伝の動画で「レモン・ツリー」を聴いて、この歌を楽しみに買ったと言っても過言ではないぐらい。
あとフィナーレが!ほんっとうにかっこいい!!!
真風さんとうららちゃんの「似た者同士」の歌もシーンも好きなので、フィナーレで二人の並びを観れて嬉しくなりました。
群舞では愛ちゃんとそら君がキレキレに踊る姿が素敵。
(真風さん観ててもつい愛ちゃんやそら君を目で追いたくなって目が足りない状態になるので、巻き戻して何度か観る現象が発生)
そら君好きな友人が「踊ってるとこよく見て!すごいかっこいいから!」と言っていた理由がよくわかりました。
このフィナーレだけでももう十分買ってよかった感あります!
次はそれぞれの登場人物についてちょこちょこ書いてみようと思います。